株式会社ソフトギア(以下ソフトギア、本社:東京都新宿、代表取締役:青木 健悟)は、2020年8月27日に発売された「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター」(以下「FFCC」URL:https://www.jp.square-enix.com/ffcc/)にソフトギアが開発するオンラインゲーム開発用サーバライブラリ「STRIX ENGINE ®」(以下「STRIX ENGINE」)が採用されたことを発表いたします。
■「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター」とは
株式会社スクウェア・エニックスが発売する「FFCC」は、2003年にニンテンドーゲームキューブにて発売された「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」に新規要素を加え、PS4/Switch/iOS/Android向けにリマスターしたアクションRPGです。本作の大きな特徴である最大4人参加の協力プレイを、ソフトギアのサーバライブラリ「STRIX ENGINE」の使用で、オンラインのクロスプレイに対応し、4つのプラットフォームをまたいだマルチプレイを実現いたしました。
『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』
発売元:株式会社スクウェア・エニックス
発売予定日:2020年8月27日
対応プラットフォーム:Nintendo Switch、PlayStation4、iPhone、Android
公式HP:https://www.jp.square-enix.com/ffcc/
■ STRIX ENGINEとは
STRIX ENGINEは、オンラインゲーム開発に必要な高度なネットワーク機能とサーバソリューションを提供するサーバライブラリです。バックエンドに独自の特許技術が組み込まれ、大量メッセージの高速処理と大規模な同時接続数を可能とし、従来の国内ライブラリでは成しえなかった高いパフォーマンスを実現します。メッセージ通信や大量のコネクション接続を可能とする通信コアモジュールと、メッセージリレー機能や動的なノード管理を可能とするスケイラビリティの高いサーバシステムの提供で、大規模オンラインゲームやVR・ARコンテンツ開発を支援します。
< STRIX ENGINEの特長>
- スケイラビリティの高いマッチングシステム
- マッチメイキングAPIとルーム管理機能
- 負荷に応じてノードサーバを動的に追加できる柔軟なノード管理機能
- メッセージリレー機能
- オンラインゲーム開発向け多機能搭載ライブラリ
- 認証機能(ユーザ登録/承認)
- データ管理機能(データベースとメモリを統一的に扱うインターフェイス)
- メッセンジャー機能
- 暗号化機能 等
- アプライアンス性の高いサーバライブラリ
- UnrealEngine・Unityなどのゲームエンジン対応
- Java言語対応により、既存の資産の流用や他ライブラリとの併用が可能
- わずかなコードでサーバを構築できるデフォルトクラスの提供
- オブジェクト管理機能など様々な機能追加・カスタマイズが可能
- 仕様情報
- 対応プラットフォーム:Windows, Linux, Mac, iOS, Android, Nintendo Switch, PlayStation 4
- 対応言語:サーバJava/クライアント C++,C#,Java
- 対応プロトコル:TCP, RUDP
- 製品ライセンス
- ライセンス方法:ゲームタイトル毎にライセンス
- 価格:ライセンスフィー 500万円(別途消費税)
- 年間ライセンスフィー100万円/年(別途消費税)
今後の予定
サーバレスコンピューティングを次のターゲットに、通信技術・サーバ技術の研究開発を進めます。サーバアーキテクチャをイベント駆動型にすることで、すべてのリソースマネージメントの自動化を図り、ゲーム開発者がサーバ開発だけでなく、サーバのプロビジョニングを意識しない環境を実現します。
常に進化するネットワーク・サーバ技術やお客様の要求に応じた性能や信頼性を追求し、ゲームをはじめ、VR・AR等の幅広いオンラインコンテンツの発展に貢献していきます。
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