WebAPI

WebAPIは、https通信でSTRIXサーバーにJSONメッセージを送信することでSTRIXの処理を行わせる仕組みです。ゲームクライアントとSTRIXサーバーの間の通信ではなく、主に外部サーバーとSTRIXサーバーを連携させるために使用できます。

設定

Strix CloudでWebAPIを利用するには、アプリケーションダッシュボードオプション画面で [WebAPI] チェックボックスをチェックしておきます。

エンドポイント

WebAPIでは、マスターサーバーやルームサーバーのそれぞれが独立したエンドポイントを持ちます。1つのサーバーインスタンスがマスターサーバーとルームサーバーを兼ねている場合でも、WebAPI用のエンドポイントは、マスターサーバー用とルームサーバー用に異なるURLが割り当たります。

サーバー側のエンドポイントURLは

<baseurl>/strix/handler

になります。ここに、<baseurl>アプリケーションダッシュボード詳細情報画面の後半にある[サーバーアドレス] で確認できます。例えば、<baseurl>

https://rp.strixcloud.net/00112233-4455-6677-8899-AABBCCDDEEFF/master/

であれば、実際のエンドポイントURLは

https://rp.strixcloud.net/00112233-4455-6677-8899-AABBCCDDEEFF/master/strix/handler

になります。

WebAPIのエンドポイントURLにJSONメッセージをPOST送信すると、サーバーが処理を行い、結果がJSONレスポンスとして返ります。

APIキー

STRIXサーバーは、WebAPIの要求が適切な送信元から送られていることを確認するためにAPIキーを使用します。

Strix Cloudでは、APIキーは自動的に生成され、アプリケーションダッシュボード詳細情報画面で確認できます。このAPIキーを、同じアプリケーションに属す全てのサーバーが使用します。STRIXサーバーと連携させたい外部サーバーに、このAPIキーを共有しておきます。

注釈

APIキーとはパスワードのようなものです。エンドポイントURLと、そのサーバーのAPIキーを知っていれば、第三者がサーバーにアクセスできてしまいます。

APIキーの情報が外部に流出しないよう、十分注意して管理してください。