Strix Unreal Sample¶
このガイドのこの章では、Strix Unreal Sampleについて説明します。これはUnreal EngineでStrixを使用するプログラムのサンプルです。このサンプルは、クイックスタートのチュートリアルで作ったものよりも包括的な例になるように設計してあります。
Strix Unreal Sampleは完全なゲームではありません。これはStrixのさまざまな機能やテクニックの見本であり、4つの独立したデモ用マップからできています。
先にこのドキュメントの残りの部分を読んで、サンプル中で使用する概念を理解しておくことをお勧めしますが、問題ないとお感じになるようであれば、このままお読みください。
全てのStrixのコンセプトをカバーするために、最初から最後まで各セクションを順にお読みになることをお勧めします。ただし、特定のセクションの内容に精通している場合は飛ばして先に進んだり、理解が進むにつれて該当するセクションの例を調べたりすることもできます。
このサンプルを5つの段階に分けて調べてゆきます。
初期セットアップ: サンプルプロジェクトをダウンロードしてセットアップする方法
接続: Strixを使用してサーバーブラウザーをセットアップしルームへの接続を処理する方法
複製: クライアント間でアクターを複製しプロパティと移動を同期する方法
RPCとアニメーション: リモートプロシージャコールとアニメーションブループリントの同期によって射撃などのアクションを行う方法
チャネル: チャネルを使用して簡単なチャットシステムを実現する方法
注釈
Strix Unreal Sampleの最新版であるバージョン1.1.1はUnreal Engine 4.21で制作しました。もっと新しいバージョンのUnreal Engine用にプロジェクトをアップグレードすることは容易なはずですが、プロジェクトのアップグレード手順に精通しているのでなければ、思わぬトラブルを避けるために同じバージョンのエンジンを使った方が無難でしょう。